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関戸神社(焼山関)

画像:関戸神社(焼山関)

 頃藤に祀られている関戸神社は、社伝によると大同元年(806)の創建で、往古源義家北征に当たり、この地を白川郡と久慈郡の国境と定め、ここに「関戸米神社」を祀り戦勝を祈願したといわれています。
『今昔物語集』に、「陸奥国ヨリ常陸ノ国へ超ル山ヲバ、焼山ノ関トテ極ジク深キ山ヲ通ル也」とあります。また『新編常陸国誌』には、「焼山関」を「多岐也麻乃世幾」とよみ、「凡本国久慈郡ヨリ陸奥ノ白河郡ニ入ルベキ道ニアリ。今ノ久慈郡比藤村(古奥州白川郡)ニ関戸明神アリ、コレ其地ナリ」と記され、往古は、この地が陸奥・常陸両国の国境であったとされています。

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